イーロン・マスクをイベントに呼ぶといくら?世界のIT経営者の登壇謝礼

イーロン・マスクをイベントに呼ぶといくら?世界のIT経営者の登壇謝礼

Published On: 2023年9月6日Last Updated: 2023年9月27日

はじめに

従来のBtoBオンラインイベントの登壇は日本人が主流でしたが、最近はフィリップ・コトラー氏など、海外ゲストを招いたイベントも少しずつ増えてきました。

気になるのが彼らの登壇謝礼金額です。肩書や経歴により大きく左右しますが、有名なゲストを招くと一人当たり10,000ドルから、日本円に換算すると約145万円だと言われています。(1ドル=145円で換算)

では、イーロン・マスク氏をはじめとする、海外IT企業の経営者をイベントにお招きするには、一体いくらかかるのでしょうか。今回は、世界的に有名な海外IT企業の経営者達の謝礼事情について、過去のイベント登壇実績をもとにご紹介します。

*謝礼金は1ドル=145円で換算します。

IT業界の経営者

①テスラ・スペースX CEO イーロン・マスク:3億6,000万円~

2023年2月15日にドバイで開催された2023年世界政府サミット
Twitterの将来、教育、ソーシャルメディア、世界政府、AIについての講演

・キャリアプロフィール:

航空宇宙ビジネスを手掛けるスペースXと電気自動車テスラのCEOを務める。Twitterを買収したことでも大きな話題を呼んだ。

・登壇謝礼:リアル講演/3億6,000万円~(250万ドル~)

②Apple CEO ティム・クック:7,250万円~

2021年のDealBook Online Summit
インターネット、暗号通貨、メンタルヘルスの未来について語られている。

・キャリアプロフィール:

AppleのCEOとして知られ、スティーブ・ジョブズの後継者として、同社を世界最大のテクノロジー企業に導く。彼はサプライチェーン管理の専門家でもあり、Appleの製品を効率的に生産し、グローバル市場で成功させる役割を果たしている。

・登壇謝礼:リアル講演/7,250万円~(50万ドル~)

③Google CEO サンダー・ピチャイ:7,250万円~

デリー大学で開催されたトークライブ
彼の生い立ち、キャリア、Googleについて語られている。

・キャリアプロフィール:

GoogleのCEOとして知られ、同社を世界最大の検索エンジンから多様なテクノロジー分野に拡大させた。彼はGoogleのクラウドコンピューティング、ブラウザ(Chrome)、モバイルOS(Android)などの分野で革新的な成果を上げ、テクノロジー業界での影響力を持つリーダーの一人。

・登壇謝礼:リアル講演・オンライン/7,250万円~(50万ドル~)

④Microsoft CEO サティア・ナデラ:7,250万円~

CNBCのジョン・フォート氏によるインタビュー
Microsoftの事業再生と成長の軌跡について語られている。

・キャリアプロフィール:

MicrosoftのCEOとして知られ、クラウドコンピューティングとAIを中心に同社をリードし、Microsoftを新たな成長段階に導いた。彼は多様性と包括性を強調し、企業文化を変革し、クラウドサービス分野での成功を実現した。

・登壇謝礼:リアル講演/7,250万円~(50万ドル~)

⑤Adobe CEO シャンタヌ・ナラヤン:7,250万円~

スタンフォード大学GSBのView From The Topでの、MBA ’23のサンカルプ・バナジー氏との対談
デジタル・エクスペリエンスの未来への展望などについて語られている。

・キャリアプロフィール:

AdobeのCEOとして知られ、同社をクリエイティブソフトウェアからクラウドベースのソリューションへと転換させ、デジタルエクスペリエンス分野でのリーダーシップを確立した。Adobeの成長とイノベーションに対する貢献が高く評価されている。

・登壇謝礼:リアル講演/7,250万円~(50万ドル~)

⑥Zoom Video Communications CEO エリック・ユアン:7,250万円~

CXOTalk
 カスタマー・エクスペリエンス戦略になどについて語られている。

・キャリアプロフィール:

Zoom Video Communicationsの創業者であり、同社を世界的な成功に導いたビデオ通信プラットフォームの先駆者として知られている。彼は、ビデオコミュニケーションの分野での革新的なアイデアとリーダーシップを提供し、急速な成長を実現した。

・謝礼金:登壇謝礼:リアル講演/7,250万円~(50万ドル~)

⑦Salesforce CEO マーク・ベニオフ:7,250万円~

ジム・クレイマー氏によるインタビュー
変化し続ける企業向けソフトウェアの分野で、セールスフォースがどのように取り組んでいるかについて語られている。

・キャリアプロフィール:

Salesforceの創業者でCEOであり、クラウドベースのカスタマーリレーションシップマネジメント(CRM)ソフトウェアを世界的な成功へと導いたビジョンリーダー。社会的責任とビジネスの融合に焦点を当て、テクノロジー業界でのリーダーシップとフィランソロピー活動で注目を集めている。

・登壇謝礼:リアル講演/7,250万円~(50万ドル~)

⑧Cisco Systems CEO チャック・ロビンス:7,250万円~

デイビッド・フェイバー氏との対談
 シスコがどのように従業員にハイブリッドな職場環境を奨励しているかなどについて語られている。

・キャリアプロフィール:

Cisco SystemsのCEOとして知られ、ネットワーク技術分野での長い経歴を持つリーダーである。彼はデジタルトランスフォーメーションとイノベーションを推進し、Ciscoをネットワーキングおよび通信テクノロジーの分野でのリーダーとして位置づけた。

・登壇謝礼:リアル講演/7,250万円~(50万ドル~)

⑨Uber CEO ダラ・コスロシャヒ:7,250万円~

Stanford Graduate School of Businessでのインタビュー
 ダイバーシティとインクルージョンに焦点を当てて、ウーバーの企業価値観を転換するアプローチについて語られている。

・キャリアプロフィール:

UberのCEOとして知られ、同社を世界的なライドシェアおよびモビリティプラットフォームとして発展させ、グローバル市場での存在感を高めた。彼はテクノロジーと移動分野での経験を活かし、Uberの成長と多様な事業展開に貢献。

・登壇謝礼:リアル講演/7,250万円~(50万ドル~)

まとめ

海外IT企業の経営者をイベントにお招きするのには一体いくらかかるのか、謝礼事情について過去のイベント登壇実績をもとにご紹介しました。

特にイーロン・マスク氏の謝礼金額3億6千万円には驚きですね。その他のIT企業トップ達の謝礼金額も高額で、彼らをイベントにお呼びするのは金額的に難しいかもしれませんが、実現できれば注目を浴びること間違いなしです。

 

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