AIツール紹介!約2分でブログのバナー作成ができる「Designs. AI」の使い方&使用感レポ
はじめに
様々なAIツールが国内外で幅広く提供されていますが、特に海外のツールは実際に使ってみると日本語のクオリティなどの理由から実務では使いづらいケースが多々あります。このシリーズでは、マーケティングや営業担当の方向けに、オンラインイベントの企画運営に役立つ海外のAIツールをご紹介します。今回は、「Designs.AI」の使用方法と使ってみた感想をお伝えします。
Designs.AIとは?
目次
基本情報
「Designs.AI」は、たった2分で商業利用可能なロゴ、ビデオ、ソーシャルメディアバナー、名刺、チラシ、モックアップなど、さまざまなグラフィックデザインをオンラインで簡単に作成することができるAIツールです。
ブログのバナーを作ってみた
7日間の無料トライアルで登録し、ブログのバナー作成を行いました。
登録方法
個人情報を登録します。
左上にあるGoogleでサインインすることも可能です。
ブログのバナー作成
ホーム画面から「見事なデザインを作成する」をクリックします。
「マーケティング」の欄から「ブログバナー」をクリックします。
左上のテンプレートから自社のイメージに合った画像を選択し、テキストを変更します。
この時に言語設定を日本語の状態にしたまま、テキストBOXを編集しようとすると文字が消えてしまいます。また、文字を入力することやテキストを追加することは困難です。なので、テキストを追加する際は、動画のように言語設定を英語にすることをオススメします。
新たにテキストを挿入したい場合は左欄の「テキスト」を選択し、好きな文字のスタイルを選びます。また、新規で画像をアップロードすれば、自分の好きな写真も埋め込むことができ、オリジナリティを出すこともできます。
右上の「共有」を選択すると、画像の編集段階で他の人にメールで共有することもできます。
完成したら、右上の「ダウンロード」をクリックします。
無料版の場合、以下のように透かしの入った状態の画像がダウンロードされるため、そのまま商業利用することはできません。透かしなしの状態をダウンロードするには、画像1枚あたり1ドルで購入できます。(ダウンロードボタンを押すとクレジットカードの入力が求められます。)
完成品です。
テキストの文字を変更するだけで、本格的なブログバナーが完成しました!
コンテンツ運営や集客にオススメ
今回行ったブログのバナー作成のほかに、SNS向けの画像を作ることも可能なため、コンテンツの運営や集客の際に使用することができます。また、AIの画像素材を入手することができるため、新しくWebサイトを構築する人にもオススメです。
Designs.AIのメリット・デメリット
メリット1:日本語対応のため操作しやすい
サイト上で言語選択ボタンがあり、日本語も選択できるため、使用する際に英語力がなくても簡単に操作することができました。ただ、ツールを使用していると、日本語表記のほうが反応が遅いと感じたので、英語に抵抗がなければ英語表記をオススメします。
メリット2:約48種類の日本語フォントあり
日本語対応のフォントが充実しているため、日本語表記のデザインを作る際にも、イメージに合ったフォントを選択することができます。
メリット3:配色パレットが豊富
ホーム画面から「色を選択する」をクリックすると、色を選ぶ際にパレットを選択できるため、デザインの知識がなくても簡単にセンスのある配色を選択することが可能です。
デメリット1:日本語設定状態でテキストを入力できない
先ほどご紹介した通り、日本語設定のままテキストを入力しようとすると文字が消えてしまうため、入力できません。テキストを挿入・変更したい場合は、英語設定に変更し日本語入力しましょう。
デメリット2:画像をダウンロードする際には課金が必要
画像をダウンロードするには、画像1枚あたり1ドル(レート換算で146円)必要なため、無料版で作成し活用できる範囲は限られています。
ツール使用の感想
テンプレートがたくさんあり、デザイン知識があまりなくてもかっこよく、スタイリッシュなバナーを作成できます。作業の仕方はCanvaと似ており、英語に不自由なく簡単に操作できるため、日本人におすすめです。
参考リンク
公式HP:https://designs.ai/jp/user/dashboard
まとめ
実際に試してみましたが、英語の知識がほとんどなくても、簡単に使用することができました。日本語に対応しているため、日本人でも使いやすかったです。またテンプレートが豊富なため、画像制作を約2分で行うことができ、業務の効率化につながると実感しました。
この記事を、Designs. AIを使用する際にお役立ていただければ幸いです。