実例付き!イベント集客に使えるChatGPTプロンプト5選
はじめに
オンラインイベントやウェビナーの集客を成功させるためには、効果的なプロモーション戦略と魅力的なコンテンツの提供が不可欠です。この記事では、オンラインイベントの集客を効率化するために使えるChatGPTのプロンプトを5つ紹介し、ChatGPTから得られた回答内容の実例をお見せします。
目次
イベント集客に使える!Chat GPTプロンプト5
1.イベントタイトルの決定
イベント名は、集客の段階において非常に重要な役割を果たします。ターゲットの目を引くイベント名かつ、一目でわかりやすい内容であることが重要です。ChatGPTでは、ターゲットとする人々に関心を持ってもらいやすいキーワードを入れたイベント名を考えてもらうことができます。
イベントタイトルを考えてもらうプロンプト
”[具体的なターゲット像]を対象に[提供しているサービス内容]というサービスを提供しています。このサービスは、私の顧客が[提供価値や他社と違う点]をするのに役立っています。あなたはイベント企画のプロのマーケターです。[ターゲット]が目を引く、「テーマ」というテーマに合わせた人気のキーワードを含めた魅力的なタイトルを5つ考えてください。
#文字数
30字以内
#トーンはビジネス向け ”
イベントのテーマ名が5つ提案されました。文字数とトーンを指定することで、よりターゲットに適したテーマ名を出力することが可能です。
2.登壇者紹介文の作成
集客のためにイベントの申込ページを作成する際、登壇者の経歴をはじめとした情報をわかりやすくまとめる必要があります。そのような作業をChatGPTに行ってもらうことで、作業効率を向上することができます。
登壇者紹介の文章をまとめてもらうプロンプト
”[登壇者名]をイベントゲストとして登壇してもらいます。
彼の経歴は以下の通りです。
[経歴をペースト]
これらの経歴を、イベント登壇者として興味が沸くような内容で要約し、以下のルールに沿って彼の紹介文を作成してください。
#ルール
100字以内の短文で作成
紹介文のような形で作成すること”
短くまとめた紹介文を作成してくれました。編集したい要素があれば、「他には?」と聞くことで新たな文章を提案してくれます。
3.送信先のセグメント分割
イベントをアナウンスする際、ハウスリストへ一斉に同じメールを送りがちですが、それよりもその人の役職や業界などによって、イベントの文面を変えることをおすすめします。理由は、セグメントごとにイベントの推しポイントを変えることでよりイベントの申込率をアップさせることができるからです。
それには、メールを送信するために配信先をいくつかのセグメントに分け、それぞれのメール文面を作成する必要があります。ChatGPTにセグメント分けをお願いすることで、手間を省くことが可能です。
送信先のセグメントを作ってくれるプロンプト
”効果的なキャンペーンやメッセージを作成するために、年齢、性別、居住地などの属性でオーディエンスをセグメント分割する必要があります。
#セグメントの属性指定
業界ごと
「顧客情報の貼り付け(※個人を特定できるレベルの個人情報は貼り付けないようにご注意ください)」”
入力した顧客情報をもとに、指定した年齢・性別・居住地・業界によるセグメンテーションを実行してくれました。セグメント毎の情報を可視化できます。
4.イベントの招待メールの作成
次は、各セグメントに合わせたメッセージを作成します。しかし、招待メールの作成に多くの時間を割くことはできません。ChatGPTにメールで伝えたいイベントの情報やメールを送るセグメントについて詳しく説明することで、イベントの招待メールの作成をお願いすることができます。
イベント招待文を作ってもらうプロンプト
”あなたはイベント企画のプロのマーケターです。
[業界]の潜在的な[ターゲット顧客]を対象とした、[ウェビナー名]に招待する魅力的なメールを書いてください。イベントは[日時]に[場所]で開催されます。
参加することで得られる情報としては、[提供する情報]を提供します。登壇者に、[登壇者情報]をお招きし、ここでしか得ることのできない情報をお届けします。トピックとビジネスとの関連性を説明し、知識の共有とネットワーキングの機会を強調してください。
読者が興味を引くような件名とメールの招待文を作成してください。イベントに登録するためのCTAを含めてください。”
イベント招待メールの作成をしてくれました。ここでは一例をご紹介しましたが、セグメントに関する情報をそれぞれ[業界][ターゲット顧客]の部分に入力したプロンプトで指示することで、セグメントに合ったさまざまなパターンのメール文面を作ることができます。
5.テーマに合わせたSNS集客文の作成
イベントの告知をするためには、広告だけでなくLinkedInやFacebookなどのSNSも活用することが効果的です。ChatGPTは、SNSを活用して集客する際の文章作成も可能です。今回は、X(旧Twitter)での投稿文作成を例にご紹介します。
イベント告知用にXの投稿文を作ってもらうプロンプト
”イベントのテーマ名はChatGPTの秘密:イベント企画でのスマートなマーケティング戦略「テーマ名」です。
#Xの文章
あなたはプロのSNS担当です。テーマ名に合わせたXの集客文を、「ルール」を守り、「参考例」のようにX投稿文章を作ってください。文体は「参考例」も参考にしてください。
##ルール
・文字数は全角140文字以内
・最初は魅力的なタイトル
・要点を3つの箇条書き文章にまとめる
・要点はなるべく具体的にする
・要点にはデータ・ファクト・数値を盛り込む
・最後に自分の考えや考察入れる
・ハッシュタグを5つつける
・ハッシュタグは文字数に含めない
##参考例
[実際の自分のSNSでの投稿内容を記載]”
ルールに従った投稿文が作成されました。参考例として普段の自分の投稿文を入力することで、書き手とChatGPTによる文章の表現の差異を埋めることができます。
参考記事
https://snov.io/blog/chatgpt-email-prompts/
おわりに
ChatGPTをマーケティングに活用するメリットは多岐にわたります。アイデア出しだけでなく、メール文作成や統計など、業務全般の効率化が可能で、活用することによりビジネスの発展に貢献できます。ぜひ上記のプロンプトをコピーしてオンラインイベントの集客効率化にお使いください。
私たち株式会社トップランナーマーケティングは、他社との差別化を図るため、海外ゲストを招いたイベントの企画とコンテンツ制作をトータルでサポートいたします。イベントの計画やリソースに関してお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。