セミナーKPI設定の新たな指標:VES(Video Engagement Score)の測定方法とは?
はじめに
オンラインセミナーの成功には、適切なKPI(Key Performance Indicators)を設定することが重要です。評価するべきKPIは多岐にわたるため、自社の過去のデータを分析して重要な数値を選ぶことを推奨します。特に、セミナー当日に重視すべきKPIとしてエンゲージメントスコアがあり、フランスのウェビナープラットフォーム企業「Livestorm」のCEOであるGilles氏によると、質問数やチャット投稿数、投票参加回数などがエンゲージメントスコアを向上させるキーとなります。
本記事では、Livestormが提供する新しいエンゲージメント測定指標「VES」について、Gilles氏からセミナーでうかがった内容をもとに解説します。
目次
VESとは
ダッシュボードの作成
VESに関するよくある質問とCEOからの回答
まとめ
VESとは
VES(Video Engagement Score)とは、オンラインイベントでの動画エンゲージメントを測定する数値です。Livestormでは、NPS(Net Promoter Score)をウェビナー用に置き換えたものと定義しています。VESの測定は、LivestormのWebサイトで、イベントの数値を記入するだけで、簡単に無料で数値の確認ができます。
ダッシュボードの作成
実際に過去のイベントを参考に、LivestormのWebサイトからVES数値のダッシュボードを作成しました。
VESのダッシュボードを作成するために、記入する項目は以下のとおりです。
- 出席率
- イベント全体の時間
- 参加者滞在時間
- 投票数
- アンケート回答数
- 質問数(チャットがきた回数)
実施したイベントをもとにこれらを記入します。記入した数値の総括として、VESのダッシュボードが表示されます。
VES数値は、イベントのエンゲージメントに関する複数の数値をもとに作成されています。
ダッシュボードでは、Livestormのプラットフォーム上で開催されイベントやウェビナーの数値の平均値も表示されます。(参加者は2~100名)そのため、数値を評価する際には、自社イベントとLivestormの比較もできます。
VESに関するよくある質問とCEOからの回答
イベント当日、VESのダッシュボードに記載されている数値について、2つご質問をいただきました。
ここからは、いただいた質問をGilles氏の回答とともにご紹介します。
1.「投票は何件実施されましたか?」には、どのような数値を当てはめたら良いでしょうか?
Polls(投票)は、視聴者にアンケートを送信したことを示しています。
例えば、Livestormでは、複数の選択肢を使用して質問に回答するよう出席者に求めることが可能です。 それを行っていない場合、またはツールがアンケート機能を提供していない場合は、「0」と記入してください。
2.「平均で何人の参加者が投票に参加しましたか?」について、具体的に説明してほしいです。
こちらも同様です。複数のセッションがあったと仮定し、アンケートに回答した平均人数は何人でしょうか? 投票機能を活用したことがない、もしくは機能自体がない場合は、ここでも0を設定します。 アンケートを開始すると、(データ収集とともに) エンゲージメントが生まれ、VES スコアが向上する仕組みです。
まとめ
このように、Livestormでは、イベント分析セクションでデータを確認したり、そのデータを Excel シートまたは API 経由でエクスポートすることも可能です。イベント後、参加者のエンゲージメントを分析し、今後のイベントに役立てましょう。
おわりに
今回の記事では、イベントのエンゲージメントスコアを測る指標であるVESについてご説明しました。Livestormや他のプラットフォームを利用してウェビナーを開催する際、VESは参加者のエンゲージメントの高さや興味度合いを測定する重要な数値です。具体的な数値を把握することで、イベントの成功や改善点を見極め、今後の企画に役立てることができます。
今回の記事をご参考にしていただき、ウェビナーの成功にお役立ていただければ幸いです。