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リード獲得単価1000円以下を実現する方法
今日のテーマは、「BtoBマーケティングにおいてリード獲得単価を1,000円以下にする方法」です。
海外の登壇市場は桁違い
海外ゲストをイベントに招く際、謝礼の相場はいくらくらいだと思いますか?日本では、堀江貴文さんのような著名な方をお呼びする際、200万円前後で登壇いただけるそうです。これに関連し、先日、Xでこんな投稿をしたところ、かなりの反響がありました。
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つまり、上記の図からもわかるように、海外の相場観では200万円は中間層となります。
イメージとしては、ある程度実績のある方はお呼びできるが、生憎日本でも名の知れた著名な方をお呼びするには足りない価格帯です。(私もこの仕事に就くまでのイメージと違っていて金額の高さにびっくりしました)
ちなみに、図の最上段に位置する方々の謝礼をお伝えすると
左:『LIFE SHIFT』著者リンダ・グラットン氏‥約400万円
中央:『GIVE&TAKE』著者アダム・グラント氏‥約1,150万円
右:台湾初代デジタル担当大臣オードリー・タン氏‥約300万円
※60分間のオンライン登壇を想定した場合の金額
となります。アダム・グラント氏の金額には驚きですね。
しかし、彼らはほんの一例でゴールデンサークル理論で有名なサイモン・シネック氏の謝礼は、約2,200万円など、上には上がおり、海外の登壇費用の相場は青天井なのです。様々なイベントが盛んに行われている欧米だからこその相場観であるとも言えます。
リード獲得単価1000円以下を実現した登壇者
日本との相場観との違いもあり、海外ゲストの謝礼金額は一見高く見えますが、顧客獲得単価500円を実現したイベントもありました。一般的にBtoBイベントでのリード獲得単価(CPA)は、商材にもよりますが、1万~2万円、高くても3万円以内と言われています。つまり、リード獲得単価が1万円以下になればかなり施策が成功していると言えるでしょう。
弊社が知っている限りで、リード獲得単価500円を実現した登壇者は2名をご紹介します。(※情報非開示のクライアント様もいるため、ご支援した全イベントのリード獲得数を把握できているわけではない点はご了承ください)
1人目は、2023年までOpenAIでGTM Head(市場進出戦略責任者)を務めていたザック・カス氏です。AIをテーマにしたオンラインイベントに登壇し、60分間の事前収録で謝礼は2万ドル(約300万円)です。
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ちょうどOpenAIの話題でもちきりな頃に登壇いただけたのもあり、集客目標2,000人のところ、7,000名以上のお申込みがありました。弊社への企画費を含めても、獲得単価は600~700円ほどとなります。(※ただし広告費の実費までは把握していないため計算外としています)ザック氏が携わった、コカ・コーラ社やモルガンスタンレー証券での生成AI導入の事例は非常に興味深かったです。
2人目は、マーケティング界の巨匠とも言われているフィリップ・コトラー氏です。大学時代は商学部でマーケティング専攻でしたが、マーケティングを勉強した人で彼の名前を知らない人はいないと言っても過言ではないくらいの有名人です。
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マーケティングをテーマにした大型オンラインイベントで、BtoB・BtoC問わずマーケターからの申込が殺到し、こちらはなんとCPA400円以下を記録したそうです。
成功した2つのイベントの共通点
それでは、再現性を持たせるために、CPA1,000円以下を記録した2つのイベントのポイントを見てみましょう。
高い知名度と専門性を持つトップランナー
ザック・カス氏はOpenAIという企業名、フィリップ・コトラー氏はご本人のお名前自体が非常に強いブランド力を持っています。高い知名度があり、両者とも特定の領域における専門性を持っているため、参加者は「日本でなかなか聞けない話がこのイベントで聞けそう」と高い期待値を持ち、申込率が上がったと考えられます。
注目度の高いテーマ設定
今、最も注目を集めるテーマは「AI」です。もともと注目度の高いAI分野におけるトップランナーとして、OpenAIはいち早く市場にプロダクト(ChatGPT)の浸透に成功したと認められています。
また、フィリップ・コトラー氏の登壇テーマであるマーケティングに関しても、マーケティング職に就く人の数が多いことから、より多くの参加者の関心を集めやすいテーマであったと言えます。
300万円の謝礼を出せるほど予算がない場合は?
上記のような名前で売れている方や、海外で積極的に講演業を引き受けている方の謝礼相場は、やはり2万ドル以上と高額になってしまいがちです。しかし、いくら大型イベントとはいえ、そこまでの予算を捻出できる企業は少ないでしょう。
そこで、弊社がおすすめするのは、海外有名企業の方へのインタビューです。フィリップ・コトラー氏やオードリー・タン氏は名前自体が日本で有名な方ですが、ザック・カス氏はほとんどの方がご存じなかったのではないでしょうか。「ザック・カス氏自体は知らないけど、OpenAIの人の話だから聞いてみたい」と思って申し込んだ方が多かったはずです。
このように、その方の知名度は低くても、所属企業が有名であれば、今まで自社セミナーの告知だけではアプローチできなかった層の関心を引ける可能性が高いです。
また、プレゼンテーション形式は資料やスクリプトを準備するため、登壇者への負荷が高く、謝礼が高くなる傾向があります。一方、インタビュー形式であれば、事前の質問に目を通して当日口頭で回答するだけなので、準備コストはほとんどかかりません。その分、謝礼が安くなるケースが多いです。(相手の役職や内容にもよりますが、45分間のインタビューで300~500ドル程度が相場)
以上を踏まえて、予算が限られているものの、海外の方を招いてセミナーやイベントを開催したい場合は、プレゼンテーションではなく、インタビュー形式で海外有名企業で実績のある方に登壇いただくことをおすすめします。インタビューなら、一問一答形式に切り取ってコンテンツを利活用することも可能です。
また、過去にはハリウッド俳優や女優、IT企業の経営者、世界各国の有名政治家へ登壇を依頼する場合の謝礼についての記事も公開しております。ぜひご覧ください!
海外インタビューをお考えの方は、ぜひ実績豊富な私たちにご相談ください。
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