実例付!イベント企画効率化に使えるChatGPTプロンプト5選

実例付!イベント企画効率化に使えるChatGPTプロンプト5選

Published On: 2023年9月11日Last Updated: 2023年9月11日

はじめに

オンラインイベントやウェビナーの企画は、自社のサービスに適した参加者を集めるためにも肝となる非常に重要な部分です。ターゲットの特定から、魅力的な企画の構築、適切なプラットフォームの選定、最適な開催時間の決定まで、各ステップが成功の鍵を握ります。1人でこなすには、大変な業務です。

しかし、ChatGPTを活用すれば、各工程の効率化を図ることができます。この記事では、オンラインイベントの企画を効率化するために役立つプロンプトを5つ、実際にChatGPTから得られた回答内容の実例付きでご紹介します。

目次

  1. ペルソナ特定
  2. 企画のアイデア出し
  3. 企画構成案
  4. 開催のスケジュール作成
  5. 開催時間帯決め

イベント企画で使える!Chat GPTプロンプト5選

1.ペルソナ特定

多くのイベントは、営業成果を上げるために開催されています。しかし、実際に申込みしてくれた方が自社のターゲットがずれていては、その後の営業成果につながりません。自社のターゲットに参加してもらうためには、ペルソナをきちんと明確にしたうえで企画を練るのが重要です。

そこで、おすすめなのが「ChatGPTにペルソナに関するアイデアを出してもらうこと」です。Chat GPTに自社のサービスに関する情報やイベントを開催する目的について詳しく説明することで、適切なペルソナを提示してくれます。

プロンプト例

「私は、○○を対象に(誰に)○○をする(どんな)サービスを提供しています。このサービスは、私の顧客が○○するのに役立っています(提供価値や他社と違う点)。ウェビナーで○○について話します(ウェビナーの内容や目的)。ウェビナーのターゲットにふさわしいのは、どのようなペルソナを持つ人であるか教えてください。」

結果

5つのペルソナ候補とそれぞれの理由を出力してくれました。これらの情報を基にペルソナを具体化し、自社のサービスに適したターゲットの絞り込みができるようになります。

 

2.企画のアイデア出し

参加者のイメージを具体化できたら、次は企画について検討します。この段階でChatGPTを活用すれば、企画のアイデアを1から考えるのではなく、候補を出すことが可能です。ChatGPTに主旨を伝え、具体的なテーマのアイデアを出してもらいましょう。

プロンプト例

「ウェビナーで自社のサービスを売り込みたいです。まずはノウハウについて教え、ウェビナーの○○(いつ)にサービスを宣伝したいです。顧客に興味を持ってもらいリードとして獲得するためには、○○(いつ)どのようなことを教えるのがよいでしょうか?○個アイデアを出してください。」

結果

指示した通り、ウェビナーにふさわしい5つの企画案が提示されました。今回の場合、特に商談につなげるために重要な「ウェビナーの最後」に焦点を当てることで、その場面に合った企画アイデアを提供してもらいました。

 

3.企画構成案

次は、2でもらった企画のアイデアをもとにウェビナーのテーマが決定したので、より具体化するための構成案を練ります。ここでもChatGPTの出番です。視聴者に伝えるべきコンテンツについて相談してみましょう。

プロンプト例

「テーマ〇(数字)を選びます。ウェビナーで参加者に教えるべき具体的で実行可能なティップスや戦略を10個教えてください。」

結果

テーマに合わせて提示された10個のTipsを提示してくれました。その中から、自社のサービスと参加者に適した案を選ぶことが可能です。

 

4.開催のスケジュール作成

方向性がある程度定まったので、次はスケジュールを決めていきます。Chat GPTを活用することで、スケジュール作成にかかる工数を削減することができます。

プロンプト例

「○○担当(誰に)に向けて○○の(どんな)ウェビナーを○○後(日付)に開催しようと思っています。必要なフェーズは以下の通りです。

1.目的の明確化

イベントの目的や目標を明確に定義する(例:情報共有、商品の販売、ネットワーキングなど)

2.日時とプラットフォームの選定

イベントの日時を決定

オンラインイベントに適したプラットフォームを選定(Zoom, WebEx, Microsoft Teams, YouTube Live, Twitchなど)

3.ターゲットオーディエンスの特定

参加者のターゲットとなるオーディエンスを特定し、適切なプロモーション方法を考える

4.コンテンツの計画

プログラム、発表者、セッション内容などの詳細を計画

5.技術的な確認

オンラインプラットフォームの使い方や設定の確認

テクニカルサポートの手配(必要に応じて)

6.リハーサルの実施

7.プロモーション

イベントの告知や広報を行う(SNS, メール, ウェブサイトなどを利用)

事前登録やチケット販売を行う場合は、それに関連した情報の提供

8.当日の進行管理

イベント開始前の最終チェック

参加者の案内や質問への対応

セッションの進行管理

9.フィードバックの収集

イベント終了後、参加者からのフィードバックや評価を収集

今後の改善点や反省点を洗い出す

10.アフターフォロー

参加者への感謝のメッセージの送付

関連するコンテンツや情報の提供

次回イベントの告知(ある場合)

結果の分析

イベントの成功度や達成した目標を分析・評価する

データやフィードバックを基に次回の改善策を考える

これら10段階を1カ月後の20○○年○○月○○日に開催すると仮定し、スケジュールを作成してください。」

結果

この際のポイントは、実施目標となる日にちを明確に伝えることです。そうすれば、タスク毎に何週間前までに何をやっておくべきなのかを可視化できるため、To Doの逆算をスムーズに行うことが可能です。

 

5.開催時間帯決め

集客を最大化させるためには、ターゲットが参加しやすい時間帯に開催することが重要です。自社のターゲットに適した開催時間帯を聞くこともできます。

プロンプト例

「○○担当者を対象に○○企業向けの○○に関するウェビナーを開催しようと思っています。開催時間はいつの時間帯がおすすめか根拠を基に教えてください。」

結果

ターゲットに適した時間帯を3つに分け、理由と共に提案してもらえました。また曜日の候補も教えてもらえるため、限られた選択肢の中から開催日時を決めることができます。

参考記事

https://easywebinar.com/unlock-the-power-of-chatgpt-for-creating-webinars/

https://expandi.io/blog/chat-gpt-rules/

おわりに

オンラインイベント企画において、Chat GPTの活用は革命的なスピードアップをもたらします。オンラインイベント企画は多くの工数から成り立っていますが、私たち株式会社トップランナーマーケティングは、他社と差別化可能な海外ゲストを招いたイベントを企画からコンテンツ制作まですべてお任せできるので、工数や開催リソースにお悩みの方にぴったりです。何かお困りのことやご質問がありましたら、どんな内容でもお気軽にご連絡ください。