BtoBマーケ担当者必見!「ネタがない・時間がない」を解決するコンテンツ活用法6選
BtoBコンテンツマーケティング担当者のよくある悩みの1つに「コンテンツ制作のネタがない」「コンテンツ制作まで手が回らない」が挙げられます。
実際、Markezineの記事によれば、「コンテンツマーケティングを行う上でどのような課題を感じていますか?」という問いに対し、42.1%のBtoBマーケ担当者が「発信するコンテンツ・ネタがない」、33.8%が「スキル・人材不足」と回答したそうです。
引用元:https://markezine.jp/article/detail/42464
BtoBコンテンツマーケティング担当者は、業務が多岐にわたるため、毎回新しいコンテンツを制作し続けるのは、非常に大変です。しかし、『High-Impact Content Marketing』の著者である、LinkedInのPurna Virji氏によれば「コンテンツをゼロから生み出し続けるのではなく、1つの良質なコンテンツを再利用することが重要」とのことです。
※本記事では、生成AIによる記事の量産ではなく、独自性の高い渾身の記事を1本作成したうえでの活用法を前提としています。
BtoBコンテンツを再利用するための6つの方法
BtoBのコンテンツマーケティングでは、様々なチャネルを活用して良質な情報発信を継続することが重要です。1つの記事コンテンツを起点に、6つのチャネルに利活用する方法をご紹介します。
①メルマガのコンテンツとして活用
記事をメルマガに引用する方法です。弊社のメルマガ「きぬこ通信」は、最も熱量高く書いているのですが、熱量が高すぎて情報量(文字量)が多すぎになっていることに気づきました。
そこで、きぬこ通信で皆さまにお届けする内容をまずは記事として書き、メルマガ用にコンパクトにまとめ直して配信しています。記事の内容を一部抜粋してメルマガで流し、「続きはこちら」と記事リンクを貼って誘導するのも良いでしょう。生成AIに元の記事の文章を読み込ませ、「メルマガ用に〇文字以内にまとめて」と指示すると、制作時間を短縮できます。
②記事コンテンツをもとに動画制作
私は圧倒的に「読む」方が情報をインプットしやすい人なのですが、世の中には「聞く」方がインプットしやすい人もいます。そのため、記事の要点をスライド化し、それを見せながら話したものを録画、YouTubeにアップロードするだけで、簡単に動画コンテンツとして活用できます。作ったスライドは、PNGまたはJPEGで保存し、記事の間に挿入するだけで記事の見栄えが良くなります。動画の台本は記事の文章を貼り付けて、あとは話し言葉で伝えるだけで完成です。YouTubeチャンネルはもちろん、短い動画にしてX(Twitter)で流すのもおすすめです。
海外BtoB企業における動画の活用事例は、こちらの記事でまとめています。ちなみに弊社のYouTubeチャンネルはこちらです。ぜひチャンネル登録をお願いします!
③記事コンテンツをウェビナーで配信
②に付随しますが、その内容を自社ウェビナーで流すのも手です。ウェビナーでは、参加者からの質問にリアルタイムで回答することができます。ウェビナーのネタ切れ問題も頻発しているので、記事の内容をもとにウェビナー化するのもおすすめです。ただし、録画したものをそのまま流すのに適した内容とそうでない内容のものがあるので、アーカイブ配信形式にする場合は、使い分けをきちんとしましょう。
④ポッドキャストで配信
動画から音声のみを切り出せば、ポッドキャストなどの音声配信プラットフォームに活用できます。ポッドキャストは、海外BtoB企業では多く取り組まれている施策の1つですが、日本ではまだあまり取り組んでいる企業が多くないので今のうちに取り組むことをおすすめします。ただし、スライドを見ないと理解できない内容になってしまうと、聞いている人は混乱してしまうため、内容には注意しましょう。
⑤記事コンテンツの一部をSNSで発信
記事の内容をX(Twitter)やFacebook、LinkedInに投稿します。その際、ただ文章で投稿するよりも、画像がついている方がわかりやすいです。記事に挿入したスライド画像をSNSに添付し、簡単な説明を文章で添えるだけで見栄えの良い投稿が増えます。これは特に才流さんのXアカウントでよく見ます。図示されているためわかりやすいです。今流行りのインフォグラフィックスにまとめるのも良いですね。
⑥記事コンテンツをまとめてeBook制作
記事の内容をスライドとしてまとめれば、立派なダウンロードコンテンツの完成です。せっかくダウンロードいただくので、すぐに使えるテンプレートなどのお役立ち資料もあると良いでしょう。複数の記事を1つのeBookとしてまとめるのもおすすめです。GammaなどのAIツールを活用すると、時短にもなります。
以上、1つの記事から6つコンテンツを生み出す方法をご紹介しました!
ただ、1番難しいのがいかに良質な独自性の高い記事を作るかですよね。そんなときは、海外トップランナーへのインタビューがおすすめです。私たちは、海外トップランナーへインタビューを行い、ネット上に出ていない貴重な一次情報を交えた、他社には真似できない動画・記事制作サービスを提供しています。テーマや条件さえいただければ、あとは実施も含めて丸投げOKです。ぜひ来期のマーケティング施策にご検討ください。
海外トップランナーへのインタビュー記事・動画制作サービス:https://japan-toprunner-marketing.com/service-spotconsulting