『ナチス 破壊の経済』『世界はコロナとどう闘ったのか?』などの著者
アダム・トゥーズ(1967年6月6日生まれ)は、イギリス出身の歴史学者であり、コロンビア大学の歴史学教授で同大学の欧州研究所所長をつとめる。経済史を専攻とし、20世紀初頭のドイツ経済や、世界経済と政治の変化を研究している。
1989年にケンブリッジ大学キングス・カレッジで経済学の学士号を習得し、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで博士号を習得する。1996年から2009年にかけてケンブリッジ大学で現代史を教える。イェール大学のポール・ケネディの後任として国際安全保障研究所の所長をつとめ、2015年からコロンビア大学で現職である。
ドイツ史や経済史に関する数多くの研究・著作で、多くの賞を受賞歴がある。また、オンライン・ニュースレター(Chartbook)で重要な経済政策の動向について定期的にコメントし、多くの多様な読者にリーチしている。