『21世紀の資本』『トマ・ピケティの新・資本論』などの著者
トマ・ピケティ(1971年5月7日生まれ)はパリ経済学校経済学教授、社会科学高等研究院(EHESS)経済学教 授である。
多数の論文を発表しており、経済発展と所得分配の相互作用について、主要な歴史的、理論的研究を成し遂げた。国民所得に占めるトップ層のシェアの長期的動向についての近年の研究について先導している。2002年にフランス最優秀若手経済学者賞を受賞。
膨大な統計データを利用して格差と再分配の問題を考察した代表作『21世紀の資本』をはじめ、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家として活躍。
2014年初頭、経済格差を説明するシンプルで残酷な公式、「rはgより大きい(一般的に経済成長より資本収益が高いという意味)」という本を出版し、センセーションを巻き起こしたフランスの経済学者トマ・ピケティが、昔からある経済的不平等が悪化の一途をたどっており、その影響は深刻であるという事を、膨大なデータセットを使って語ります。