『戦略的思考とは何か』『戦略的思考をどう実践するか』などの著者
アビナッシュ・ディキシット(1944年8月6日生まれ)は、プリンストン大学教授を務めている。ミクロ経済理論、ゲーム理論、国際貿易、産業組織、成長・発展理論、公共経済学、政治経済学、新制度経済学などが研究分野である。
以前はカリフォルニア大学バークレー校助教授、オックスフォード大学バリオール・カレッジのフェロー、ウォリック大学教授、プリンストン大学教授だった。マサチューセッツ工科大学と嶺南大学(香港)で客員教授を務めたほか、IMF、世界銀行、ラッセル・セージ財団、LSE、ストックホルム大学、イェール大学などで客員研究員を歴任した。
ベストセラー『戦略的思考とは何か』の共著者である。専門誌や論文集にも多数の論文を発表している。2001年に国際計量経済学会の会長を務め、アメリカ経済学会では副会長や会長を務めた。1992年にはアメリカ芸術科学アカデミー会員に、2005年には米国科学アカデミー会員にも選出されている。2006年トムソン・ロイター引用栄誉賞受賞。