『スティグリッツ 入門経済学』『スティグリッツ ミクロ経済学』などの著者
カール・E・ウォルシュ(1949年6月30日生まれ)は、アメリカの経済学者であり、1987年からカリフォルニア大学サンタクルーズ校経済学部教授、2010年から同大学経済学部特別教授・学科長を務めている。
特に金融分野において数多くの貢献があり、サンフランシスコ連銀のシニアエコノミストの経験もある。今でもサンフランシスコ連銀、カンザス連銀、フィラデルフィア連銀や連邦準備制度理事会の客員研究員を担当している。
ウォルシュは1995年にAmerican Economic Reviewに発表した論文 "Optimal Contracts for Central Bankers "で最もよく知られている。 彼の理論は一般的に "Walsh Contract "と呼ばれており、現FRB議長のベン・S・バーナンキは、過去25年間のマクロ経済学において最も影響力のある3つの論文の1つとしてウォルシュの論文を挙げている。共著書『スティグリッツ 入門経済学』『スティグリッツ ミクロ経済学』などはグローバル・スタンダード・テキストとしてロングヒットしている。