『なぜ男女の賃金に格差があるのか』『働く時間の柔軟性がもたらす負の側面を見落としていないか』などの著者
クラウディア・ゴールディン(1946年5月14日生まれ)は、経済史家・労働経済学者であり、ハーバード大学ヘンリー・リー経済学教授を務めている。
研究テーマは、女性の労働力、所得における男女格差、所得不平等、技術革新、教育、移民など多岐にわたる。1989年から2017年までNBERのアメリカ経済発展プログラムのディレクターを務めた。NBERのGender in the Economyグループの共同ディレクターでもある。米国科学アカデミー会員。
Quarterly Journal of EconomicsとThe Review of Economics and Statisticsの編集委員を務めている。それ以前は、ブルッキングス研究所客員研究員、Journal of Economic History誌編集長、米国経済学会および経済史学会副会長を歴任。2016年に労働経済学におけるIZA賞を受賞し、2009年にはSOLEから労働経済学分野への生涯にわたる貢献に対してミンサー賞を授与された。2019年BBVA Frontiers in Knowledge賞、2020年Nemmers賞受賞。