『フリートレイド・ネイション』などの著者
フランク・トレントマンは、ロンドン大学バークベック・カレッジ歴史・古典・考古学科の歴史学教授を務めている。
消費史の専門家であり、経済社会研究評議会と芸術人文科学研究評議会から500万ポンドの資金提供を受けた「消費の文化」研究プログラムのディレクターを務めた。ハンブルク大学、ロンドン大学経済政治学院、ハーバード大学で教育を受け、博士号を取得した。プリンストン大学とビーレフェルト大学で教鞭をとる。欧州大学研究所のフェルナン・ブローデル・シニアフェローを務めたこともある。
2008年の著書『フリートレイド・ネイション』で王立歴史学会のウィットフィールド賞を受賞している。ケンブリッジ歴史経済センター客員研究員、フィレンツェ欧州大学研究所フェルナン・ブローデル上級研究員、ビーレフェルト大学、ザンクトガレン大学、英国アカデミー、パリの社会科学高等研究院客員教授を務めている。2014年にはカリフォルニア工科大学のムーア特別研究員、2017年にはアレクサンダー・フォン・フンボルト財団からフンボルト研究賞を授与された。