『不道徳な見えざる手』『アニマルスピリット』などの著者
ジョージ・アカロフ(1940年6月17日生まれ)は、アメリカ合衆国の経済学者であり、カリフォルニア大学バークレー校経済学教授を務めている。
「非対称情報のある市場に関する分析」で、マイケル・スペンスとジョセフ・スティグリッツと共に2001年のノーベル経済科学賞を受賞している。この分析は市場の混乱を引き起こす際の非対称情報の役割を初めて説明したものとなった。また、大統領経済顧問評議会の上級経済学者であり、アメリカ経済協会の元会長でもある。
『アニマルスピリット』(シラーとの共著)、『アイデンティティ経済学』(レイチェル・クラントンとの共著)など。
本セミナーでは、ノーベル賞受賞経済学者ジョージ・アカロフ氏が、人類学、社会学、心理学といった「ソフト」な社会科学的観点に偏り、鉄壁の科学法則を再現しようとする「ハード」な経済モデルを支持している経済学について語ります。また、経済学の専門職を改革する方法と、新しい世代の経済学者の必要性についても議論します。
本セミナーでは、ノーベル賞受賞経済学者ジョージ・アカロフ氏が、効率的市場仮説は危機を招いたか、危機とともに崩壊したのか、自身の見解を語ります。