『感情の歴史』『身体の歴史』などの著者
ジョルジュ・ヴィガレロ (1941年6月16日生まれ)は、パリ第5大学教授、社会科学高等研究院局長、フランス大学研究所所員を務めている。
身体の社会学、衛生学の歴史、数世紀にわたる身体の表象、スポーツの社会的側面などが主な研究テーマである。当時ポスト構造主義の牙城であったパリ・ヴァンセンヌ大学で短期間教鞭をとる。哲学者ミシェル・フーコーの影響により、身体の社会学に対す る個人的でより歴史的に厳密なアプロー チを発展させた。EHESSに入学する前は、パリ・ソルボンヌ大学で教育学の教授であった。フランス国立大学研究所のジュニア・メンバーを経て、現在はフランス国立図書館の科学委員会の委員長を務めている。
身体の歴史に関する多くの著作を出版。主な著書に『感情の歴史』『身体の歴史』などがある。