『アメリカ経済政策入門』『ピケティ以後 』などの著者
J・ブラッドフォード・デロング(1960年6月24日生まれ)は、経済史家であり、ローレンス・サマーズの下、クリントン政権でアメリカ財務省の副次官補を務めた。
経済史と経済成長を研究しており、技術革命や産業革命、金融危機、経済思想、経済史の長期的形状の比較分析などを行っている。1993年4月から1995年5月まで、ワシントンDCの財務省で経済政策担当の次官補を務めた。クリントン政権の財務省職員として、1993年の連邦予算、失敗した医療保険改革などの政策、関税貿易一般協定ウルグアイ・ラウンドや北米自由貿易協定などいくつかの通商問題に取り組んだ。1997年にバークレー校の経済学教授となった。全米経済研究所のジョン・M・オリン・フェロー、ボストン大学の経済学部助教授、M.I.T.の経済学部講師も務めている。
共著書『ピケティ以後 』は、経済的思考に不平等を統合する方法についての22のエッセイから構成されている。また、Project Syndicateにも寄稿している。政治・経済問題やメディア批判に関するブロガーとしても活躍中。