『ダーク・マネー』などの著者
ジェイン・メイヤーはアメリカの調査ジャーナリストで、1995年から『ニューヨーカー』のスタッフライターである。
同誌のワシントン特派員として、政治、文化、国家安全保障を担当する。政治における金銭、内部告発者に対する政府の起訴、米国のプレデター無人機計画、ドナルド・トランプのゴーストライター、トニー・シュワルツ、トランプの資金援助者のロバート・マーサーなどについて執筆。それ以前は、ウォールストリート・ジャーナル紙で、ベイルートの米海兵隊兵舎爆破事件、湾岸戦争、ベルリンの壁崩壊を取材した。1984年、同紙初の女性ホワイトハウス特派員となる。
保守的な資金調達を行うコーク兄弟の歴史を調査した著書『ダーク・マネー』を出版し、批評家の称賛を浴びた。同書は『ワシントン・ポスト』注目すべきノンフィクション2016、『ニューヨーク・タイムズ』ベストブック2016などに選出された。また、政治報道のためのトーナー賞、ジャーナリズムの独立のためのI・F・ストーンメダル、勇気のためのフランシス・パーキンス賞、調査報道のためのネリー・ブライ賞の受賞者でもある。