『主体の後に誰が来るのか? 』 などの著者
ジャン=フランソワ・クルティーヌ(1944年10月23日生まれ)は、哲学史家、現象学、存在論史の専門家である。
1973年に当時ピエール・オーベンクが率いていたレオン・ロバンセンター(古代思想史研究センター)に研究員として採用された。その後、研究員、研究部長を経て、ポワチエ大学教授(1988-1990)、高等師範学校教授(1990-1998)に任命された。エコール・ノルマル・シュペリユールでは、哲学科を創設し、その後指導にあたる。また、フッサール・ド・パリ資料館(LA 106、当時はUMR 8547 Ens - Cnrs1)を設立し、ポール・リクール、アンリ・ビローの後任として、1987年から2009年まで館長を務めた。1999年、パリ・ソルボンヌ大学教授に就任し、同大学の科学評議会メンバー、研究担当教授として活躍した。その後、2007年から2011年まで国立大学審議会第17部会長、2009年から2011年まで同常任委員会副委員長を務める。
『主体の後に誰が来るのか? 』 などを出版している。