『現代企業の組織デザイン』『組織の経済学』などの著者
ジョン・ロバーツ は、スタンフォード大学ビジネス・スクール教授である。
経済理論やゲーム理論の発展、経済学や経営学の問題への応用、産業競争、特に市場参加者間の情報格差が重要な場合の研究、組織の経済学に貢献した。米国、日本、欧州の大手企業へのコンサルティングも行っている。2005年には米国芸術科学アカデミーのフェローに選出された。最近では、大企業における経営慣行の変化の効果を調べるためのランダム化比較実験に取り組んでいる。
70以上の学術論文、30以上のビジネスケース、2冊の著書である。代表作『組織の経済学』は、インセンティブと契約に関する現代理論を経営問題に適用した最初のテキストである。