『スティグリッツ 入門経済学』『スティグリッツ PROGRESSIVE CAPITALISM(プログレッシブ キャピタリズム)』などの著者
ジョセフ・スティグリッツ(1943年2月9日生まれ)は、アメリカの経済学者であり、コロンビア大学教授を務める。1979年にジョン・ベーツ・クラーク賞、2001年にノーベル経済学賞を受賞した。
非対称情報に関する先駆的な研究で知られており、所得分配、リスク、企業統治、公共政策、マクロ経済学、グローバリゼーションに焦点を当てた研究を行っている。これらの研究により逆選択やモラルハザードといった極めて重要な概念を開拓し、今では理論家だけでなく政策分析家の標準ツールになっている。
OECDの「経済パフォーマンスと社会進歩の測定に関するハイレベル専門家グループ」の共同議長、ルーズベルト研究所のチーフエコノミストでもある。スティグリッツは、世界中の金融会議で人気のある基調講演者であり、2011年米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出された。
本セミナーでは、コロンビア大学教授でノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ氏が、世界各地の「財政の吹き溜まり」にどう対応するか、伝統的な経済大国における債務不履行が新興国にどのような影響を与えるのか、G20のアジェンダ(成長、貿易、インフラ、税制、グリーン開発)は適切か、自身の見解を語ります。
本セミナーでは、ノーベル賞受賞者ジョセフ・スティグリッツ氏が、アメリカ人の上位1パーセントが国の富の40パーセントを支配し、上位の人々は最高の医療、教育、利益を享受しているものの、他の99パーセントの人々の生活との結びつきを認識していないと主張し、アメリカで拡大する不平等と、それが必然ではないとの見解を示します。更に、この現象を検証し、民主主義、金融・予算政策、グローバリゼーションに対するその意味を探求します。
本セミナーでは、2001年にノーベル経済学賞を受賞したコロンビア大学教授で、経済学における多くの重要な概念や理論を探求し、開拓してきた最も著名な経済学者の一人であるジョセフ・スティグリッツ氏が、世界の複数地域における危機的な市場環境、グローバリゼーション、経済危機を説明します。