『新しい国境 新しい地政学』『地政学とは何か』などの著者
クラウス・ドッズは、イギリスの地理学者であり、地政学を専門とする。ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校地理学部教授を務めている。
地政学と安全保障、南極と北極の国際統治などが研究分野である。地政学と人文地理学の分野での功績が認められ、フィリップ・レヴァーハルム賞を受賞している。また、社会科学アカデミーのフェロー、王立地理学会と地域研究協会の評議員、英国南極観測所の名誉フェローを務めており、英国議会では北極に関する貴族特別委員会および下院環境監査委員会の専門アドバイザーとして勤務している。
長年にわたり「地理雑誌」に毎月地政学コラムを執筆しているほか、国境問題に関する講演を頻繁に行い、国際テロの地政学の専門家として、テレビやラジオにも出演している。多作な作家・編集者であり、主な著書に『新しい国境 新しい地政学』『地政学とは何か』などがある。