『もっと速く、もっときれいに』『68年5月とその後』などの著者
クリスティン・ロスは、アメリカ合衆国のフランス研究者であり、ニューヨーク大学名誉教授を務めている。
フランス文学および19世紀と20世紀のフランス文化を専門分野とするが、都市および革命の歴史、理論、政治、イデオロギー、大衆文化など幅広い研究を行っている。
1981年にイェール大学で博士号を取得し、それ以来、『68年5月とその後』を含む数多くの著書を執筆している。『もっと速く、もっときれいに』では、クリティックス・チョイス賞とフランス文化研究ローレンス・ワイリー賞を受賞した。また、グッゲンハイム・フェローシップやニュージャージー州プリンストンにある高等研究所からフェローシップを授与されている。