『地図とデータで見るグローバリゼーションの世界ハンドブック』などの著者
ロラン・カルルエ(1958年7月7日生まれ)は、フランスの地理学者で、経済地理学を専門とする。グローバル化とモンディアル化の問題を専門とするフランスの主要な地理学者の一人である。
パリ商業高等専門学校(ESCP Europe)で経済史・地理学の審査委員長を務める。名門ビジネススクールの入試で地政学科目を設計した一人であり、金融惑星を学ぶことを提案しENS試験の改革を推進した。また、フランス地政学研究所研究員でもある。CNES GeoImageウェブサイト[archive]の設計者の一人であり、運営委員会のメンバーでもある。
『地図とデータで見るグローバリゼーションの世界ハンドブック』などをはじめ多数の著書があり、グローバル化の地理的現実、大陸化現象、地理的近接性の新たな重要性、グローバル化を特徴づける統合と分断の二重論理の重要性を強調している。