『セキュアなソフトウェアの設計と開発』などの著者
ローレン・コンフェルダーは、1978年5月に発表したMITのS.B.(BSCSE)論文で、ネットワーク通信の安全性を確保するために公開鍵暗号を使用する実用的な手段を説明し、今日公開鍵基盤(PKI)と呼ばれるものを発明したことで知られる。
ソフトウェアのキャリアは幅広く、パンチカード、ディスクコントローラのドライバ、リンカー・ローダー、半導体研究所での機器制御ソフトウェアなど、多種多様なプログラミングの仕事に従事してきた。MicrosoftのInternet Explorerチームで、セキュリティにおけるSTRIDE脅威分類法をプラエリット・ガルグと共同開発した。直近では、Googleでセキュリティチームのソフトウェアエンジニアとして、その後、プライバシーチームの創設メンバーとして、大規模な商用システムのセキュリティ設計レビューを100件以上行った。
著書『セキュアなソフトウェアの設計と開発』は、ソフトウェア開発に携わる全てのエンジニアに贈る包括的セキュリティ実践ガイドとなっている。