『ソーシャルパワー:社会的な“力”の世界歴史』『論理なき帝国』などの著者
マイケル・マンは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)社会学部教授を務めており、歴史社会学を専門とする。
卒業後はエセックス大学で社会学の講師を務めた。その後、1977年から1987年までロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンスの社会学リーダーを務める。また、Social Evolution & History誌のAdvisory Editors Councilのメンバーであった。2015年、米英両アカデミーのフェローに選出された。
近年は、ファシズム論、ホロコースト、民族浄化の歴史に関する書物を執筆している。アメリカ社会学会最優秀学術出版賞(1988年度)を受賞した著書に『ソーシャルパワー:社会的な“力”の世界歴史』があり、先史時代から現代までの人類社会における権力の歴史を網羅している。そのほかにも『論理なき帝国』『資本主義に未来はあるか』などを出版している。