『オペラは二度死ぬ』 などの著者
ムラデン・ドラー (1951年1月29日生まれ)は、スロベニアの哲学者、文化理論家、ラカン派精神分析学者である。
ドイツ観念論、構造主義、精神分析理論、映画・音楽の哲学について専門的に研究している。音楽理論家、映画評論家としても知られている。1970年代後半、ラカン派精神分析理論・ドイツ観念論・マルクス主義の総合を主な目的に、スラヴォイ・ジジェクとリュブリャナ精神分析学派を創始した。1982年以来、リュブリャナ大学で哲学を教えている。
共著書『オペラは二度死ぬ』では、 モーツァルトとワーグナーを対照し、音楽の輝かしく豊かな可能性を、現代思想最先端の眼差しで解明している。