『格差の起源』などの著者
オデッド・ガローは、イスラエル系アメリカ人の経済学者で、現在ブラウン大学のハーバート・H・ゴールドバーガー経済学教授を務めている。
「統一成長理論」の創始者であり、人類史の全過程にわたる発展のプロセスの理解と、停滞から成長への移行や世界規模の巨大な格差に根深い要因がいかなる役割を果たしたかの理解に貢献した人物である。さらに、人類の発展プロセスに適応や多様性や格差がどんな影響を与えたかについて先駆けて研究を行った。
この分野に捧げた生涯の研究成果とその洞察をさまざまな講演で発表してきており、著書『格差の起源』はその知見のエッセンスを収載した1冊となっている。また「経済成長ジャーナル」の編集長を務める。
本セミナーでは、「統一成長理論」の創始者であり、人類史の全過程にわたる発展のプロセスの理解と、停滞から成長への移行や世界規模の巨大な格差に根深い要因がいかなる役割を果たしたかの理解に貢献したオデッド・ガロー氏が、人類の旅路から、テクノロジーの進歩、不平等の謎や移民政策・多様性についてまで語ります。
本セミナーでは、ブラウン大学の経済学者であるオデッド・ガローが、人類の進歩に関する彼の根本的な新しい考えを示します。テクノロジー、人口統計学、植民地主義、地理学、文化などの洞察を織り交ぜながら、私たちがどのようにして今日の地位を築き、将来どのようにして人類全体が繁栄することができるかを説明します。