『ポストフォーディズムの資本主義』『マルチチュードの文法』などの著者
パオロ・ヴィルノ(1952年5月14日生まれ)は、イタリアの哲学者、意味論者、イタリアのマルクス主義運動の代表的人物である。
1960年代から1970年代にかけての非合法な社会運動への関与が指摘され、1979年に「赤い旅団」に所属していたとして逮捕・投獄された。その後、獄中で培った政治的思想を発表するため、『Luogo Comune』(イタリア語で「ありふれた場所」の意)を出版した。以前は、カラブリア州コセンツァ大学で言語哲学、記号論、コミュニケーション倫理の講義を担当した。現在はローマ大学で教鞭をとっている。
『ポストフォーディズムの資本主義』『マルチチュードの文法』などを執筆している。