『超大国の自殺』『病むアメリカ、滅びゆく西洋』などの著者
パトリック・J・ブキャナン(1938年11月2日生まれ)は、アメリカ合衆国の政治コメンテーター・作家・シンジゲート誌のコラムニスト、政治家、ニュースキャスターを務めている。
アメリカにおける近代古保守主義運動の中心人物であり、彼の著作、道徳、価値観、考え方は多くの古保守主義者に影響を与え続けている。かつては、リチャード・ニクソンやジェラルド・フォード、ロナルド・レーガンなど大統領のシニアアドバイザーを務め、1992年と1996年のアメリカ合衆国大統領選に共和党から立候補し、2000年アメリカ合衆国大統領選挙でアメリカ合衆国改革党から票を獲得した。
CNNの「クロスファイア」の初代司会者であり、2012年2月までMSNBCのケーブルテレビ番組「モーニング・ジョー」などで政治評論家として活躍し、その後Fox Newsにも出演している。また、The McLaughlin Groupのレギュラー・パネリストでもあった。『超大国の自殺』『病むアメリカ、滅びゆく西洋』など複数の著書を持ち、シンジケート・コラムニスト、MSNBCの政治アナリストとして活躍している。また、政治雑誌「The American Conservative」の名誉編集長でもある。