『最底辺の10億人』『民主主義がアフリカ経済を殺す』などの著者
ポール・コリアー(1949年4月23日生まれ)は、イギリスの経済学者であり、オックスフォード大学ブラバトニック公共政策大学院教授を務めている。
内戦の原因と結果、低所得国や天然資源に恵まれた社会における援助の効果と民主主義の問題、低所得国の都市化、アフリカのインフラへの民間投資、組織文化の変化などを研究している。オックスフォード大学アフリカ経済研究センター所長でもある。世界銀行の開発研究グループ・ディレクターや、ブレア首相によるアフリカ委員会のシニア・アドバイザーを歴任。
ニューヨーク・タイムズ、フィナンシャル・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ワシントン・ポストに寄稿している。2014年11月、「アフリカ経済学の分野において、研究から政策にアイデアを持ち込んだ先駆的な貢献」が認められ、英国アカデミーから大統領メダルを授与された。『最底辺の10億人』『民主主義がアフリカ経済を殺す』などを出版している。