『脱常識の社会学』『ランドル・コリンズが語る社会学の歴史』などの著者
ランドル・コリンズ は、アメリカの社会学者、小説家であり、ペンシルベニア大学のドロシー・スウェイン・トーマス社会学名誉教授を務めている。
専門分野は、政治的・経済的変化のマクロ歴史社会学、対面的相互作用を含むミクロ社会学、知識人と社会的対立の社会学などで、現代社会理論家の第一人者として知られている。現在は、現代の戦争を含むマクロな暴力のパターンや、警察による暴力の解決策を研究している。米国における非マルクス主義の紛争理論家の代表格とされ、2010年から2011年まで米国社会学会の会長を務めた。
学部を卒業して以来、100本近い論文を発表している。また、社会の発見から結婚と家族生活の社会学まで、さまざまなテーマで数冊の本を執筆、寄稿している。『脱常識の社会学』『ランドル・コリンズが語る社会学の歴史』などの著者である。功績が称され、1983年にはアメリカ社会学協会の理論部門において賞を授与されている。