『コラプション』『意外と会社は合理的』などの著者
レイ・フィスマン(1971年1月29日生まれ)は、アメリカの経済学者で、ボストン大学のスレーター・ファミリー教授(行動経済学)を務めている。
以前は、コロンビア大学ビジネススクールで社会的企業のランバート・ファミリー教授と社会的企業プログラムの共同ディレクターを務めていた。彼の研究は、政治経済学と行動経済学の様々な側面に焦点を当てており、American Economic Review、Journal of Political Economy、Quarterly Journal of Economicsなどの主要経済学雑誌に掲載されているほか、ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナル、フィナンシャルタイムズ、エコノミスト、ワシントンポストなどの一般紙で広く取り上げられている。
共著書『意外と会社は合理的』では、P&G、Google、Apple、FBI、アルカイダ、ボルチモア市警、サモア政府といった事例をもとに、不合理に見える組織の実態と本質を軽妙に解き明かしている。