『クリエイティブ資本論』『クリエイティブ都市論』などの著者
リチャード・フロリダは、アメリカ合衆国生まれの社会学者であり、社会・経済理論を中心としたアメリカの都市研究理論家である。
新しい地域発展モデルとしてクリエイティブ・クラスについて着目、その実証的研究と体系化を行っている。トロント大学ロットマン・スクール・オブ・マネジメント教授であり、同スクールの地域競争力に関する研究所のディレクターを務めている。以前は、ジョージ・メイソン大学とカーネギー・メロン大学で教授職を務め、ハーバード大学とMITで客員教授として教鞭をとってきた。
アメリカでベストセラーとなった『クリエイティブ資本論』はその後15カ国以上で翻訳刊行され、フロリダは世界で最も注目される都市経済学者となった。同書はワシントン・マンスリー誌の最優秀政治書籍を受賞している。他にも、『クリエイティブ・クラスの世紀』『クリエイティブ都市論』などの著書がある。