『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』『世界史のなかの産業革命』などの著者
ロバート・C・アレン(1947年1月10日生まれ)は、ニューヨーク大学アブダビ校の経済史教授を務めており、研究テーマは経済史、技術変化、公共政策である。
鉄鋼業における国際競争、東北極のボウフラの絶滅、現代の教育政策に関する研究も行っている。1969年にミネソタ州のカールトンカレッジで学士号を、1975年にハーバード大学で博士号を取得した。1973年からハミルトン大学、1975年からブリティッシュ・コロンビア大学経済学部の教授を務めている。2000年からはオックスフォード大学に籍を置き、2002年からは経済史教授、ナフィールド・カレッジのフェローを務めている。
イギリス農業史、鉄鋼業の国際競争、クジラの絶滅、賃金・物価・生活水準の世界史、現代の教育政策などについて執筆している。 主な著書に、世界経済の「格差問題」を歴史的視点で解き明かした『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』などがある。