『第三世界の農村開発』『開発調査手法の革命と再生』などの著者
ロバート・チェンバース(1932年5月1日生まれ)は、イギリスの開発学研究者であり、サセックス大学開発学研究所の元教授である。
第三世界における農業開発の実践・研究両方において長年の経験をもつ。ケニア、ボツワナ、スリランカ、インドで働いたほか、アフリカとアジアのその他の国々で農村開発のコンサルタントの仕事に携わっている。2013年にオランダen:International Institute of Social Studiesから名誉フェローを授与される。国際協力の分野で、支援を受ける側も積極的に参加する参加型学習の概念を取り入れたPRA・PLA(参加型農村調査法・参加型学習行動法)を提唱し、発展途上国で貧困者の支援と研究を行っている。
1970年代には開発マネジメントの分野の第一人者となり、土地定住計画のマネジメントに関する数冊の本を出版し、より広範な農村開発マネジメントに関する多くの著作を残した。『第三世界の農村開発』『開発調査手法の革命と再生』などの著者である。