『石油の帝国』『シークレット・ウォーズ』などの著者
スティーブ・コール(1958年10月8日生まれ)は、ニューヨーカー誌のスタッフライターで、8冊のノンフィクションの著書を持ち、ピューリッツァー賞を2度受賞している。
1985年から2005年まで、ワシントン・ポスト紙で記者、海外特派員、シニアエディターを務めた。ウォール街の取材、ニューデリーの南アジア特派員、ロンドンを拠点とする同紙初の国際調査特派員などを歴任。1998年から2004年までポスト紙の編集長を務めた。翌年、ニューヨーカー誌に入社し、国際政治、アメリカの政治と国家安全保障、情報機関の論争、メディアに関する記事を執筆している。
2004年に出版された『アフガン諜報戦争』で海外記者クラブ賞とピューリッツァー賞を受賞した。著書『石油の帝国』は、2012年のベストビジネス書としてフィナンシャルタイムズ/ゴールドマンサックス賞を受賞した。『アフガン諜報戦争』に続く最新作『シークレット・ウォーズ』は、2018年全米図書批評家協会賞(ノンフィクション部門)を受賞している。