ウィリアム・Ｊ・ペリー氏への講演依頼

『核のボタン』『核なき世界を求めて』などの著者

ウィリアム・Ｊ・ペリー（1927年10月11日生まれ）は、アメリカ合衆国の政治家であり、過去には国防長官、国防副長官を務めた。

現在の米国の核戦力となっている戦略核システムの開発を統括して新たな相殺戦略を考案し、ステルス、スマート兵器、GPSなどの科学技術の時代を切り開いて、現代の戦争の様相を変えた。また、ペリーはビジネス経験も豊富で、いくつかのハイテク企業の役員を務めている。通信理論、電波伝搬理論、高度なシステム設計におけるコンピュータ技術への貢献が認められ、1970年に米国工学アカデミー会員に選出。また、1997年に大統領自由勲章を、2002年に旭日大綬章を授与されている。

2007年、ウォール・ストリート・ジャーナル紙で「核兵器のない世界」についての革新的な論考を発表。2013年、彼は核兵器の現在の危険性について一般の人々を教育するための非営利の取り組みであるウィリアム・J・ペリー・プロジェクトを設立した。『核のボタン』『核なき世界を求めて』などを出版して核の危機を訴えている。