『民主教育論』『人権の政治学』などの著者
エイミー・ガットマン(1949年11月19日生まれ)は、アメリカ合衆国の政治学者であり、政治理論、政治哲学、民主主義論を専門とする。
1976年から2004年までプリンストン大学で教鞭をとった後、2004年1月にペンシルベニア大学第8代学長に就任した。2005年には、学問に関連する国家安全保障問題についてFBIに助言する委員会である国家安全保障高等教育諮問委員会のメンバーに任命された。また、世界各国の研究型大学の学長からなる選抜グループのリーダーとして、学問の自由、大量移住、国際開発、大学の社会的責任など、さまざまなグローバルな問題について国連事務総長に助言を与えている。また、スイスのダボスで開催される世界経済フォーラムで開催されるグローバル大学リーダーズフォーラム(GULF)のメンバーでもある。米国哲学協会会員、米国芸術科学アカデミーおよび米国教育アカデミーのフェローでもある。
政治、倫理、教育、哲学の分野で著作がある。主な著書に、『民主教育論』『人権の政治学』などがあり、広く引用されている。結社の自由、多文化主義を含む多くの書籍の編集者でもある。2018年、フォーチュン誌はガットマンを「世界の偉大なリーダー50人」に選出した。