『ヨーロッパ社会統計地図』などの著者
ベンジャミン・ヘニッグは、アイスランド大学地理学教授を務めている。沿岸生態系におけるハイパースペクトルリモートセンシングの応用に関する研究を行った地理学者として知られている。
ケルン大学(ドイツ)地理学科の都市・社会地理学ワーキンググループで人文・都市地理学の講師を務めた後、シェフィールド大学(英国)の社会・空間的不平等研究グループに参加する。Worldmapperプロジェクトの一環として、地球の社会的側面の可視化に関する研究を行い、博士号を取得。その後、2013年までシェフィールド大学地理学科に勤務し、オックスフォード大学地理環境学部に移籍。2016年9月にアイスランド大学に移り、社会的不平等、人類の地球への影響、地球の持続可能性、これらの問題を分析、視覚化、マッピングするためのコンセプトの新しい開発について調査を続けている。
オックスフォード大学の名誉研究員であり、変容に関する研究クラスターのメンバーでもある。人文地理の視点から、ヨーロッパの大胆な再考察を行っている『ヨーロッパ社会統計地図』などの共著者である。