『生命進化の物理法則』『不都合な生命』などの著者
チャールズ・コケル(1967年5月21日生まれ)は、イギリスの宇宙生物学者で、エディンバラ大学物理学・天文学部の宇宙生物学教授、英国宇宙生物学センターの共同ディレクターを務めている。
彼の科学的関心は、宇宙生物学、地球微生物学、極限環境における生命に注がれている。1995年から1998年までモフェットフィールドのNASAエイムズ研究センターで全米研究会議のアソシエイトを務め、その後スタンフォード大学の客員研究員となった。その後、1999年から2005年まで英国ケンブリッジの英国南極観測所で微生物学者として勤務し、2011年までオープン大学で地球微生物学教授を務め、現職に至る。
これまでに300以上の科学論文や書籍を出版している。また、宇宙探査についても幅広く発表しており、ロボットや人間の宇宙探査に焦点を当てたESAやNASAのワーキンググループやパネルに数多く参加している。1994年に設立した非営利団体「地球と宇宙財団」の会長であり、英国アストロバイオロジー学会の初代会長も務めた。