『LIFE3.0』『数学的な宇宙』などの著者
マックス・テグマーク (1967年5月5日生まれ)は、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授であり理論物理学者。
宇宙論から認知システムの物理学まで幅広く研究し、現在は物理学、AI、神経科学との接点に焦点をあてている。2014 年に、AI の安全な研究を推進するための非営利団体「生命の未来研究所(Future of Life Institute, FLI)」を共同で設立。また、Foundational Questions Instituteのサイエンティフィック・ディレクターを務める。
著書『数学的な宇宙』では数学的存在そのものが宇宙であるとする斬新な「数学的宇宙仮説」を論じてベストセラーとなった。理論物理学者としては、スローン・デジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)との銀河団に関する研究において、「サイエンス」誌の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー2003」を受賞。
アインシュタインは、空間と時間は本質的に同じものであり、「時空」という一つの存在であることを示しました。しかし、空間と時間は根本的に違うように思えます。なぜ空間と時間が文字通り同じものになるのでしょう。時空は私たちの空間と時間に対する理解をどのように変えるのでしょうか。その意味するところは何でしょう。マサチューセッツ工科大学の物理学の教授マックス・テグマーク氏が自身の見解を語ります。
マサチューセッツ工科大学の物理学の教授マックス・テグマーク氏が、機械学習とAIの応用にフォーカスし、今、私たちが置かれている状況や今後の発展についてや、人工知能が人類全体の利益につながるようまとめられたアシロマの原則やプライバシーについてなど、自身の研究からの知見を語ります。