『なにが女性の主要な敵なのか』 『女たちのフランス思想』などの著者
クリスティーヌ・デルフィ (1941年12月9日生まれ) は、フランスの社会学者、フェミニズムの理論家・活動家、国立科学研究センター (CNRS) 名誉主任研究員である。
フランスのラディカル・唯物論フェミニズム(マルクス主義フェミニズム)の第一人者であり、米国留学後、フランスで最初にジェンダーの概念を紹介した。1970年代の女性解放運動(MLF) を牽引し、シモーヌ・ド・ボーヴォワールに「フランスで最もエキサイティングなフェミニスト作家」と評された彼女は、女性の抑圧を理解する上で家族の構造的重要性に最初に注目した一人である。
『なにが女性の主要な敵なのか』 『女たちのフランス思想』などの著者であり、フランスに物質主義フェミニズムの思想とジェンダー概念を持ち込んだ人物である。