『新薬という奇跡』『新薬の狩人たち』などの著者
ドナルド・R・キルシュは、35年以上の経歴をもつ新薬研究者である。
ラトガース大学で生化学の学士号を、プリンストン大学で生物学の修士号と博士号を取得。現在はバイオ/製薬業界コンサルタントとして活躍するほか、ハーバード大学エクステンション・スクールで新薬探索の講義を担当する。また、スクイブ社(現ブリストル・マイヤーズ・スクイブ)、アメリカン・サイアナミッド社、ワイス社(ともに現ファイザー)、カンブリア・ファーマシューティカルズ社で抗感染症薬や抗真菌薬、抗ガン剤の開発や機能ゲノミクス研究に携わる。
50以上の科学論文と技術的なモノグラフの著者であり、24の米国特許と特許出願の発明者であるほか、NIHで20年以上にわたって助成金申請の審査官を務めた。『新薬という奇跡』『新薬の狩人たち』などを共著で出版している。