『ヴォート基礎生化学』『ヴォート生化学』などの著者
ドナルド・ヴォート(1938年11月29日生まれ)は、ペンシルベニア大学化学科の名誉准教授を務めている。
1960年、カリフォルニア工科大学の化学科でB.S.,1966年、Harvard UniversityでWilliam Lipscombのもと化学でPh.D.を取得。MIT生物学教室でAlexander Richのもとポスドク研究を行った。1969年、ポスドク研究を終え、ペンシルベニア大学の化学教室メンバーとして生化学、一般化学、X線結晶学の教育に従事してきた。
学部や大学院のカリキュラムで広く使われている生化学の教科書『ヴォート基礎生化学』『ヴォート生化学』などの共著者である。妻のジュディス・G・ヴォートとともに、Biochemical and Molecular Biology Education誌の共同編集長を務めている。