『同意』『性の差異』などの著者
ジュヌヴィエーヴ・フレス(1948年10月7日パリ生まれ)は、フランスのフェミニスト思想の哲学者で、CNRS / CRAL - EHESSの名誉研究ディレクターを務めている。
1997年から2004年まで社会党のジョスパン内閣の女性の権利省庁間連絡担当官、ヨーロッパ議会議員を歴任。民主主義の系譜、市民と芸術の解放の概念、性/ジェンダー対象の問題化という3つの軸で、フェミニスト思想の政治的認識論に取り組んでいる。
著書『同意』では、自由と平等の地平を切り開き、これまで顧みられなかった性差の思想史をたどって解説している。