『ゴリラの季節』『ラスト・パンダ』などの著者
ジョージ・B. シャラー は、ドイツ生まれのアメリカ人哺乳類学者、生物学者、自然保護論者、作家である。
アフリカ、アジア、南米全域の野生動物を研究する、世界でも傑出したフィールド生物学者として知られている。Panthera Corporationの副社長であり、同社のCat Advisory Councilの会長を務めている。また、ブロンクス動物園を拠点とするWildlife Conservation Societyのシニア保護活動家でもある。
アフリカやアジアの哺乳類について、自然環境における種の長期観察に基づいた独自の研究により、『ライオン、忍び寄る黄金の影』『ラスト・パンダ』など15冊以上の著作がある。また、トラ、ジャガー、チーター、ヒョウ、そして野生のヒツジやヤギ、サイ、フラミンゴについて、何百もの雑誌記事、何十もの本や科学論文を執筆している。50年以上にわたるシャラーのフィールド調査は、世界中の野生動物保護活動の形成に役立っている。