『レレバンス・ロスト』『トヨタはなぜ強いのか』などの著者
H.T. ジョンソンは、アメリカの会計史家、ポートランド州立大学経営学部教授で、会計史や会計思想に関する研究で知られている。
1970年代初頭、ウェスタンオンタリオ大学で経済学の助教授として学問の道を歩み始め、1975年には経済学の准教授になった。1980年、ウェスタン・ワシントン大学の会計学教授に任命される。1988年、ポートランド州立大学経営管理学部教授に就任。ワシントン州のベインブリッジ大学院では、サステナブル・ビジネスの特別コンサルティング教授にも就任している。
ジョンソンは7冊の本と100本以上の記事を書いている。共著書『レレバンス・ロスト』は、アメリカ会計学会賞を受賞している。2003年のハーバード・ビジネス・スクール・プレスの調査では、「現代を代表する経営思想家200人」に選出された。2007年には米国会計協会から著名な生涯功労賞を受賞している。