『生命の網のなかの資本主義』などの著者
ジェイソン・W・ムーアは、米国ビンガムトン大学(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)社会学部教授を務めている。
1994年にオレゴン大学で政治学と社会学の学士号を取得後、1997年にカリフォルニア州立大学サンタクルーズ校で歴史学の修士号、2007年にカリフォルニア州立大学バークレイ校で地理学の博士号を取得。スウェーデンのルンド大学リサーチ・フェロー、ビンガムトン大学助教、准教授を歴任して現職。政治生態学、農業-食糧研究、歴史地理学、環境史、政治経済学などが研究分野である。
環境史、資本主義、社会理論に関する著書やエッセイは、アメリカ環境史学会のアリス・ハミルトン賞(2003年)、世界システムの政治経済に関するセクションの特別奨学賞、農地変動に関するバイヤス&バーンスタイン賞(2011年)など幅広く認められている。