『計測における誤差解析入門』などの著者
ジョン・R・テイラーは、イギリス出身でコロラド大学ボルダー校の物理学名誉教授を務めている。
ケンブリッジ大学で数学の学士号を、カリフォルニア大学バークレー校で物理学の博士号を取得。1966年、コロラド大学の教員となり、量子散乱理論や量子論の基礎などを研究している。数々の教育賞を受賞し、American Journal of Physicsの副編集長を務め、テレビシリーズ「Physics 4 Fun」でエミー賞を受賞、コロラド州内の約4万人の子供たちに「ミスター・ウィザード」の講義を行った。
テイラーは大学レベルの物理学の教科書をいくつか書いている。ベストセラーとなった『計測における誤差解析入門』は、9カ国語に翻訳されている。