『気候変動の会計学』などの著者
カーシック・ラマンナは、オックスフォード大学ブラヴァトニク行政大学院のビジネス・公共政策教授および公共政策修士プログラムのディレクターを務めている。
ビジネスと政府の関係、持続可能な資本主義、企業報告と監査の専門家であり、組織やリーダーがステークホルダーとどのように信頼関係を築くかを研究している。彼の研究は、「画期的な経営思想」に与えられるHarvard Business Review McKinsey Award、「優れたケースライティング」に与えられる国際ケースセンター賞を3度受賞しており、フィナンシャルタイムズは「ビジネススクールのアカデミー賞」と称している。
2021年、ロバート・S. キャプランと共同で、排出削減に関するイノベーションを妨げているとするGHGプロトコルのスコープ3基準に代わる気候会計のE責任法を開発した。E責任法は「先駆的な経営思想」としてハーバードビジネスレビュー・マッキンゼー賞を受賞した。